葬儀に電報をいただいた場合、何かお返しをしたほうがいいのかなと悩むこと、あると思います。
特に、立派な台紙付きでお線香などが付いているものをいただいたりしたら、尚更気になりますよね。
どのような対応が一般的なのでしょうか。
一般的には御弔電のお返しの品は必要ないと思います。
しかし御弔電をいただいたのに何も連絡しないのは失礼にあたります。
お葬式の後1週間以内を目安に、お手紙かはがきで感謝の思いを伝えるようにしましょう。
普段、お渡ししている例文を申し上げますので参考にしてください。
例:お母様の場合
亡き母〇〇の葬儀に際しましては、御弔電をいただき誠に有難うございました。
〇〇様の温かいお心遣いに母もきっと喜んでいることと思います。
お陰をもちまして滞りなく葬儀を終えることが出来たことをご報告申し上げます。
本来ならば、お伺いし御礼申し上げるべきでございますが、略式ながら書中をもってご挨拶申し上げます。
手紙やはがきで感謝の思いを伝えると、受け取った側も心が温まると思います。
“御弔電いただいた方に何かお返しを”と考えるより、“お礼の気持ちを伝えよう”と思うようにしましょう。