昔の風習が残る家柄である場合、中には「仏壇にヒマワリをお供えして」と不快に思う方もいらっしゃるかも知れません。
故人の好きだった花をお供えしたいときは、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
感性はそれぞれなので絶対に大丈夫とは言い切れませんが、ヒマワリやピンクのお花を入れてお供えされてもいいと思います。
実際にお葬式の祭壇にヒマワリが入ることもあります。
ご担当させていただいたお葬式で、遺影写真の背景を決める打合せの際に「故人様はヒマワリが好きだったから背景はヒマワリにしようか」という案がでました。
最終的には違う背景に決まりましたが、故人様のお棺に手向けていただくお花の中に、ヒマワリを入れて準備をさせていただいたところ、ご遺族様からとても感謝されました。
ご遺族様は、故人様とご友人様の生前のエピソードや、ヒマワリを選んだ理由などを聞きたいのではないでしょうか。
一周忌にご友人が好きだったお花と、ご自身の気持ちをお供えして差し上げてください。
地域により風習やマナーが違うので、悩まれる場合は葬儀社や花屋さん等に相談しましょう。
故人や遺族の心に寄り添うお花をお贈りできるといいですね。