このところ「法務省が民法改正に向け検討を本格化」といった成年後見制度に関する報道を見聞きする機会が増えたのではないでしょうか。
制度導入から22年。
当初想定したほど利用は伸びておらず、初の大幅改正が議論され始めました。
伸び悩む理由として「一度ついた後見人は原則外れない」「報酬が不透明で高額」といった指摘もあります。
たしかに内容を知らずに利用するとトラブルになることもあります。
ただ、民法改正には長い時間を要します。
喫緊の課題が山積する中、今は積極的な運用改善に取り組むことが肝要です。
後見制度には「任意」と「法定」があり、任意後見は判断能力がある段階で「誰に、何を、いくらで、どのように」任せるかを自分で決められます。
一方、法定後見は判断能力が不十分になった人に対して、家庭裁判所が後見人を選任します。
トラブルの大半が法定後見に関する内容です。
そこで、みんなの後見センターは「認知症予防連動型の任意後見教室」を展開しています。
認知症になってからの財産管理や介護サービスの手配の依頼だけでなく、趣味やこだわりなど自分らしさを継続できる前向きな内容を盛り込んだ任意後見契約書の作り方が学べます。
認知症予防プログラムもセットになっています。
見ず知らずの人が後見人になることが多い「法定後見」を回避し、お守り代わりに任意後見を持っておくご提案です。
一緒に楽しく学びませんか?
「みんなの後見センター」は、
自由自在に生きるために新しい後見のカタチをつくる場。
後見される人の視点から“本来の後見の在り方”を探求しています。
みんなが集まり、学び、考え、そしてつながる。
みんなのために開かれたオープンなスペースです。
個別相談も承ています。
◎成年後見に関するトラブル対応「後見でお困りの方」
◎成年後見を使わないで何とかする方法や成年後見の上手な使い方支援「後見の利用をお考えの方」
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